皆さんこんにちわ~
突然ですが、旅行の時のホテルや旅館ってどうやって探していますか?
多くの人は、次の方法が多いのではないでしょうか。
- 旅行先のガイドブック
- インターネットで宿泊先のランキングサイト
- 旅行会社の人におすすめを紹介してもらう
- インスタグラムなどのSNS
これらの方法も宿泊先探しの方法としては良いと思います。
しかし、今回はこれら以外の方法としてホテルに特化した1冊を紹介したいと思います。
その本の名前は浦一也さんの「旅はゲストルーム」です。
この本を読むとたくさんの泊まってみたいホテルに出会うことができると思います。
①:「旅はゲストルーム」とは
「旅はゲストルーム」は、建築家の浦一也さんがTOTO通信という企業誌で連載されていたコラムをベースに作られた書籍です。
因みに、TOTO通信のTOTOはトイレやお風呂で有名なあのTOTOです。
この本の内容は、浦さんが実際に訪れたホテルの客室解説や周辺環境の説明が詩的かつ丁寧に書かれているます。
そして、この本の最大の魅力は浦さんが実測した部屋のスケッチがカラーで紹介されている部屋の全てが掲載さえている点です。
②:浦一也さんについて
ここで、著者の浦一也さんについて少しご紹介をします。
浦一也さんは、1947年生まれの建築家でありインテリアデザイナーです。
長年、日建設計の設計部(日本で一番大きな建築事務所です)で多くの建築物の設計に携わってこられ、現在は、浦一也デザイン研究所の主宰をなさっています。
建築家は仕事柄、国内外の建築物を見るために多くの場所に訪れます。
また、建物のスケール感覚(部屋の広さ家具の大きさなどの寸法感覚)を掴むために建物の様々な場所を測ったり、スケッチや写真を撮ります。
それらが、僕を含めた建築家の経験値になっていくのですが、傍から見れば変ですよね笑
浦さんは日建設計時代、初めての海外出張の時から現在まで訪れたホテルの部屋を実測し、スケッチを描き写真を撮り記録を残しているそうです。
それらに、浦さんの経験値の一部のまとめたものが本書「旅はゲストルーム」になります。
③:測って、描かれたホテルたち
浦さんは、ホテルの部屋に入るとすぐに写真を撮影し1.5~2時間をかけて部屋の至るとこを測りスケッチを描くそうです。
「旅はゲストルーム」には、そうして描かれた部屋のスケッチに合わせて、建築家目線での様々な考察や感想が添えられています。
本書に書かれている部屋の一つ一つは本当に魅力的でスケッチをパラパラと見るだけでもその場所に泊まってみたいと思う気分になります。
また、解説の文章を読むことで部屋のイメージがハッキリとすることので本当に泊っているような感覚を味合うことができます。
そして、機会があれば、実際にそのホテルに泊まりたいと思うようになると思います。
④:まとめ
以上が「旅はゲストルーム」の紹介になります。
掲載されているホテルの一部は名前変わったり、なくなっているものあると思いますが、世界中のホテルがこの本には掲載されているので皆さんのお気に入りに一室が見つかると思います。
「旅はゲストルーム」の特徴は
・著者の浦さんが実際に測って描いたホテルのスケッチの数々
・スケッチに加えて、建築家目線の考察
この2つになります。
そして、この本を通して皆さんのより良い宿泊先探しの参考になればいいと思います。
それでは、皆さんのより良い旅を祈ります。
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